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夏の盛りに、香りある美しい花をつける蓮の花弁は、十六枚が普通で朝開いて
夕方閉じるを三日繰り返し四日目には散ってしまいます。暁闇を破って "ぽん
ぽん"と音がするが如くに咲く蓮の花は、一瞬の気高い薫りに酔い、浮葉巻葉の
間から先き競う蒼々たる花を賞する蓮見の風流心。

 今週の初の膳 酒の肴膳は、「蓮見」をテーマとして
  心太蓮葉酢、新蓮根せんべい、おなす鰊の山家煮
  蓮芋と椎茸のあいまぜ、地鶏ずんだ焼き
  じゅんさい梅汁、 お口すすぎは 蓮茎 でございます。

古人は早朝に蓮を愛でて涼をとるなどと その風流心をお持ちのようでしたが、
現代人の私達は中々そのゆとりもなく、蓮畑も身近には消えつつありますね。
せめて今週の爐談亭では、畳一畳の蓮畑を設え一服の涼を差し上げたく存じます。

 

 

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この蓮花&葉は岩国から取り寄せましたもので、夜咲くはずもない蓮花は亭主独自

の手法で咲かせたものでございます。 今月23日(月)から 28日(土)まで 日々

替わる蓮花と、風流「象鼻酒」を心行くまで お楽しみ下されば嬉しゅうございます。

 

 

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象鼻酒 とは、蓮の茎には蓮根と同じ穴が開いており、蓮の葉を漏斗代わりに

冷酒を注ぎ、茎から滴れ流れ出る清涼感溢れる蓮香の薫る酒を爽やかに味わい

涼しさを楽しみむものでございます。その姿が、象の鼻に似ている所から「象鼻杯」

とも云われ、3世紀頃の古代中国では象鼻酒を飲めば3年寿命が延びるとし、
客をもてなす最高の味わい方とされました。

 

夏恒例の花歳時記 「蓮見」 にて、心癒して頂ければ幸せです。 亭主合掌

 

 

 

2012-07-19 12:52 | トラックバック(0) | コメント(0)

桶酒OK.jpg         杉の木桶で頂く お燗酒の 「 桶酒 」

 

世の中スピード&スピード時代の今どきに「ちろり」なるもので、炉端の湯煎で、のんびり酒燗なんて少なくなりつつあるようですが、折角に丹精込めて造られてきた地酒じゃもの可愛がって燗せにゃ~いけんのです。それも爐談亭らしくて良いものかとも思うちょります。

 

さて、不思議なものです。銚子&チョコで頂く熱燗は、ともすれば「ムッ」とくるものがありますが、杉の木桶でいただく熱燗は不思議や不思議それを感じさせられません。

 

   昔から、杉材の持つ香気と木酢(もくさく)の作用が
  日本酒の風味を良好にするために酒樽としても
  杉が欠くべからざるものとされてきました。
  当亭特注の"杉の木桶"に お燗酒を入れて
  召し上がってもろうちょります「桶酒」は、
  広島地酒が 甘口でもなく辛口でもなく、
  杉木桶の作用で 旨口へと口当りよく変化致します。

 

ぜひ お召し上がり頂きたい当亭自慢の燗酒でございますが、ただし、一杯じゃ~済まんよ! その木酢の作用で咽越し良く飲み干した矢先に尾を引いてしまい 2杯3杯と続きますぞ~。ともあれ「冷っこい冷酒に、人肌ぬる燗&あつあつ熱燗」など酒の愉しみか方は様々ですが、冷え始めた今宵は、出回り始めた冬の味覚と広島地酒に舌鼓を打つなんて良いものですね。

 

瀬戸内海産  「ばちこ」  

冬珍味の中でも、桶酒との相性抜群の「ばちこ」は、海鼠(なまこ) の「このわた」の卵巣部分だけを天日で干したもので通常「くちこ」と呼ばれ、三味線の撥に似てる所から俗称「ばちこ」とも云われる知る人ぞ知る「日本三大珍味」のひとつでもあります。

炉端の炭火で炙った磯風味「ばちこ」を、桶酒の熱燗と一緒に 是非ともお試しあれ。

因みに冬の味覚「旬菜料理」は、http://rcon.gnavi.co.jp/y200500/menu2.html  を

ご覧下さい。

 

さて、今注目される広島地酒/魂志会5蔵 (冨久長・宝剣・天寶一・雨後の月・賀茂金秀)の新酒が出揃いました。今年の「新酒しぼりだて」を併せてお楽しみ下さい。

 

2011-12-16 15:40 | トラックバック(0) | コメント(0)

広島は、全国でも有数の酒処です。温暖な瀬戸内の気候風土に育まれ
コク、旨みを併せ持ちながら潔いキレの良さは、お料理との相性を
より引き立てるものでございます。当亭では、その味わいのみならず
造り手の思いも伝わってまいります広島地酒に限定し、季節の移ろう
テーマにより厳選し、お奨め致しております。

 

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さて秋の酒「ひやおろし」とは、冬季に醸造したあと春から夏にかけて
涼しい酒蔵で貯蔵・熟成させ、 気温の下がり始める秋に瓶詰めして
出荷する酒のことですが、その折りに加熱殺菌をしない「冷や」のまま
大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷 したことから冷卸(ひやおろし)と
呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。

 

■ 爐談亭 厳選 「ひやおろし利き酒セット 5種」
<今注目される魂志会5蔵の ひやおろし飲み比べ> 

 

・天寳一 (福山・神辺) 「純米五百万石 秋上がり」
・賀茂金秀 (東広島・黒瀬) 「特別純米 秋の便り」
・宝剣 (呉市・仁方) 「純米ひやおろし 白ラベル」
・雨後の月 (呉市・仁方) 「純米吟醸ひやおろし 千本錦」
・富久長 (東広島・安芸津) 「吟醸ひやおろし 秋桜」

 

■ 爐談亭 厳選 「ひやおろし利き酒セット 3種」
龍勢(竹原)<米違い3種の ひやおろし飲み比べ>

 

・雄町ひやおろし・山田錦ひやおろし・八反錦ひやおろし

 

朝夕に秋の気配が漂い始めたとは云え、日中はまだ残暑の残る初秋に
出揃いました「ひやおろし」で一服の涼を、ごゆるりとお楽しみ下さい。

2011-09-08 12:57 | トラックバック(0) | コメント(0)

桶酒ok.jpg        杉の木桶で頂く お燗酒の 「 桶酒 」

 

世の中スピード&スピード時代の今どきに「ちろり」なるもので、炉端の湯煎で、のんびり酒燗なんて少なくなりつつあるようですが、折角に丹精込めて造られてきた地酒じゃもの可愛がって燗せにゃ~いけんのです。それも爐談亭らしくて良いものかとも思うちょります。

さて、不思議なものです。銚子&ちょこでの熱燗は、ともすれば「ムッ」とくるものがありますが、杉の木桶でいただく熱燗は不思議や不思議それを感じさせられません。

  昔から、杉材の持つ香気と木酢(もくさく)の作用が
  日本酒の風味を良好にするために酒樽としても
  杉が欠くべからざるものとされてきました。
  当亭特注の"杉の木桶"に お燗酒を入れて
  召し上がってもろうちょります「桶酒」は、
  広島地酒が 甘口でもなく辛口でもなく、
  杉木桶の作用で 旨口へと口当りよく変化致します。

ぜひ お召し上がり頂きたい当亭自慢の燗酒でございますが、ただし、一杯じゃ~済まんよ! その木酢の作用で咽越し良く飲み干した矢先に尾を引いてしまい 2杯3杯と続きますぞ~   ともあれ 「冷っこい冷酒に、人肌ぬる燗&あつあつ熱燗」など酒の愉しみか方は様々ですが、冷え始めた今宵は出回り始めた冬の味覚と広島地酒に舌鼓を打つなんて良いものですね。 

 

因みに、今注目される広島地酒/魂志会5蔵 (冨久長・宝剣・天寶一・雨後の月・賀茂金秀)の新酒が出揃いました。 今年の「新酒しぼりだて・五種唎き酒」をお楽しみ下さい。

2010-12-07 14:19 | トラックバック(0) | コメント(0)

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                        広島地酒  「魂志会/五蔵の夏酒」

 
     広島は全国でも有数の酒処。 温暖な瀬戸内の気候風土に育まれ、
     コク、旨みを併せ持ちながら潔いキレの良さは、お料理との相性をより
     引き立てるものでもあり、梅雨のこの時節は食欲の失せ始める頃とも
     なれば、この夏酒は「食欲増進&良き暑気払い」ともなりましょう。

          天寳一    ( 福山神辺 )        「辛口 吟醸生」
          賀茂金秀  ( 東広島黒瀬 )     「辛口 夏純 」
          宝剣     ( 呉市仁方 )        「涼香 吟醸 」
          雨後の月   ( 呉市仁方 )        「涼風 吟醸 」
          富久長       ( 東広島安芸津 )  「辛口吟醸+X」
 
           今年も魂志会/五蔵の夏酒が出揃いますれば、夏の「吟醸酒五種」
     利き酒盛合わせ夫々の爽やかな味わいを飲み比べお楽しみ下さい。 
 
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2010-06-22 00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)

今月のお薦め利き酒

2010年3月01日

        広島地酒  「雨後の月」 下記三種利き酒
           < 呉・仁方の銘醸 相原酒造からの限定酒 >
 

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          「純米吟醸無濾過生原酒 」 

      使用米の持つ夫々の味わいを、飲み比べお楽しみ下さいませ。
 
◆広島雄町
  華やかな香りの後にうまみが広がり、酸の後押しにより綺麗にキレています。3種の中で
  は一番フルーティなタイプ。雑味のない上品な飲み口はさすが「雨後の月」。
◆山田錦 
  雄町に比べやや香り控えめながら、よりしっかりとしたうまみを感じさせてくれます。その分
  食事にも合わせやすく、食中で長く飲み続けられます。
 ◆千本錦
  きりりとした酸を感じですが、飲む程に深みのある旨味に変化し食事と合わせると特徴
  な透明感が穏やかな香りに伴ってきらめくお酒です。三種の中では一番シャープな印象
 
 
2010-03-01 15:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
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