野分 8月27日(月)~9月1日(土)

2012年8月25日

野分(のわけ、のわき)とは、古くは台風と云う用語はなかったようで、風が野を
吹き分ける秋の強風の意で、台風を含めて秋の強風を総て「野分」と云ってたよう
です。昔から二百十日を中心に台風がやって来ると申しますが、また来て欲しくな
いもので、立春から数えて二百十日頃、今年は9月10日にあたります。

でも台風がやって来たから、これを食べましょうよ!と云う約束事は無論ありません。

秋の気配が漂い始める野分の頃の 山郷料理をお楽しみ頂ければと思います。

今週の初の膳 酒の肴膳は、「野分」をテーマとして
  秋味の野分け焼き、大徳寺麩と蓮芋のべっこう煮、ごんぼう煎餅
  秋茄子と穴子のずんだ和え、湿地胡麻豆腐の猪山家葛あん
  名残り鱧と茗荷の味噌汁、 お口すすぎは 梨 でございます。

さて台風ともなると、「猪もともに吹かるる野分かな」(芭蕉) などと、呑気に構えて
おられません。一雨ごとに朝夕の冷気が深まり、台風一過の澄み切った秋空を見上げておりますと、いよいよ初秋の酒 「ひやおろし」 も出回り、酒の旨さも深まるなどと

思うのも 私たち酒従の楽しみでもございますが、今年は余り台風もやって来ません。

しかし乍、台風も適度にやって来ないと自然体系が壊れるなどと云われる学者さんも

おられるようですよ。 ともあれ まだまだ残暑は暫らく続きそうですね。

2012-08-25 17:32 | トラックバック(0) | コメント(0)


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