端午の節句 

2012年4月28日

shoubu2.jpg来週の花歳時記「端午の節句」の週では、亭内中央の欅板の間に菖蒲畑を配し
花菖蒲の香りと「菖蒲酒」をお楽しみ頂きます。

 

軽やかな南風にそよぐ青葉若葉が陽光にきらきらと映じて青い嵐のように感じられる
という五月に早苗を植える季節であることから早苗月、それが転じて皐月(さつき)
と申します。三月の桃、四月の桜に続いて五月は花菖蒲。端午の節句を菖蒲の節句とも云い、強壮解毒作用を持つ菖蒲や蓬を軒下に差して邪気を払い、火難除けとし、
菖蒲湯は健康増進。そして菖蒲酒を飲めば蛇にかまれないという風習がございます。

 

今週の初の膳 酒の肴膳は、「端午の節句」をテーマとして
 皐月鯉の薫風焼き、竹の子木の芽和え
 笹身菖蒲蒸し、卯の花柏葉巻き、木耳山里煮
 よもぎ団子汁、 お口すすぎは、菖蒲酒でございます。

 

五月五日は男の子の節句。矢車を付けた竹竿に鯉幟、吹流しを付け薫風になびかせ
男の子よ勇壮活発に育てよと願うものでございますが、菖蒲&蓬の「邪気を払い&
火難除け」そして「菖蒲湯に菖蒲酒」と共に、ビルが建ち並ぶ風情なき都会生活では
廃れつつある習わしでございます。

 

尚、今月より日曜祝日の定休日とさせて頂きますので、
「端午の節句」は、5月1日2日のみの営業となります。何卒ご了承下さいませ。

2012-04-28 12:52 | トラックバック(0) | コメント(0)

立春から数えて 八十八日目に当たる五月二日頃を八十八夜と申し、この頃になれば
春霜が終わり種蒔きに好適の時期とされ、八十八を組み合わせると「米」という字に
なるので昔から農家ではこの日を大事にしたようでございます 
 
 今週の初の膳 酒の肴膳は、「茶摘み」をテーマとして
  新茶豆腐笹巻き、菅笠椎茸海老真薯 鰻印篭煮、
  こごみ山ふぐ胡麻和え、山うど蒸し鴨の黄身酢
  しじみ山里汁、 お口すすぎは 新茶 でございます。

 

「夏も近づく、八十八夜」の 歌の文句にもあるように、茶摘みは四月上旬から始まり
八十八夜から二,三週間が最も盛んで、八十八夜に摘んだ茶葉は"極上"と云い
古来より珍重され不老長寿の妙薬と云われました。私達が 新茶の香りを味わえるのも真近ですが、春はあっという間に過ぎ去り、早いもので もう初夏を迎えます。

2012-04-22 20:24 | トラックバック(0) | コメント(0)

世の中は三日見ぬ間の桜かな...と、移ろいやすい花の命に諸行無常の人生を垣間
見て、そのはかなさに物のあわれを感じるのが人の心でございます。待ち焦がれて
いた今年の桜も、あっという間に終わり葉桜の時節を迎え青葉若葉に時鳥、さては
卯の花に藤、つつじと風薫る晩春初夏を迎えます。「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」
やがて春の黒潮暖流の水温上昇と共に鰹が来遊し始め、この頃に捕れる鰹を初鰹と
呼び珍重され、いよいよ鰹の美味しい時節となります。
 

 今週の初の膳 酒の肴膳は、「初鰹」をテーマとして
  初鰹青葉たたき、なまり節と新筍炊き、鰹団子葉桜蒸し
  菅笠椎茸鴨真薯、空豆塩ゆで、山菜とろろ汁
  お口すすぎは 木の芽 です。

 

鰹は、昔から意気の良い魚として「勝魚」とも書かれ 江戸っ子に喜ばれたそうで、
また鰹は"勝つ男"に通じるとして、戦国世の鎌倉武士たちが愛好したと申します。
丸まると引き締まった鰹の姿を目にしますと、最今の不景気に打ち勝ちたいものと
勢いをも感じさせられますが、私間近かの若者達にも、その思いが伝われば宜しい
のですが、それも庄屋の我が儘かも知れません... 歳のせいですかね。


 

2012-04-15 01:19 | トラックバック(0) | コメント(0)

 

2010桜.jpg                 

                 桜吹雪が舞う頃・・・

  

  ご好評の内に先週で「夜桜」終了させて頂きましたが、ご覧の通り桜も元気に

  咲き乱れておりますれば、10日(火曜)まで 桜を楽しんで頂く事となりました。

 

  尚、営業時間 および 定休日が変更となりましたので、お知らせ申し上げます。

   ■営業時間 pm6時 から am1時 → pm5時半 から 12時

   ■定休日   日曜日          → 日曜・祭日

 

2012-04-08 23:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
 
かたくりの花.jpg今年も山形は庄内より、すみれに似た可憐な山菜「かたくりの花」が届きました。
 
華やかな桜が終わる頃、うららかな陽の光に芽吹く緑を目に致しますと言い様のない
いじらしさを覚えるものでございます。 この頃 山里では山菜でいっぱいです。
山菜の味わいは、この芽吹きを知ることから始まります。雪解けの土を割って頭を

もたげる"ふきのとう"  厳しい冬を知らなかったかのような"山うど" 可憐な姿で風に
そよぐ "かたくりの花" 等など。山菜は、季節と出逢うよろこびですね。

 今週の初の膳 酒の肴膳は、只今旬の「山菜づくし」をテーマとして
  たらの芽鶏信田、山うど薫鮭巻、かたくり茎花したし
  こごみと山ふぐの辛子酢味噌、つわぶきと揚豆腐の山家煮
  野かんぞうと蓬麩の味噌汁、お口すすぎは , 蕗の薹です。

山菜は旬です。旬はめぐりめく自然の贈り物でございます。次の休日には万葉の昔に
夢を馳せて春の一日思いきって"山菜摘み草"に出掛けてみては如何でしょうか・・・

 

2012-04-08 23:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
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