花暦歳時記 「夜桜 」 3月26日(月) ~ 4月7日(土)

 

夜桜.jpg

        四月と云えば花。古来日本で単に花と云えば桜を指し
           それほど日本人の暮らしにとけ込んでいます。

         

           春には百花それぞれに美しく咲き乱れる中で
          ことに桜が尊ばれるのは「花は桜木、人は武士」
       散り際のいさぎよさが私達日本人の心をうつからでしょうか...

     

         四月の酒は華やいだ陽の酒でなければなりませんが、
      夜桜の宴に桜吹雪が舞う時に、三日見ぬ間の花のあわれを思い
              盃に浮いた一片の花びらに人生を思う
           それも日本人らしくて良いものでございましょう。

 

毎年恒例の「夜桜」では 炉端席は「染井吉野桜」座敷では「本桜」をお楽しみ下さい。

 

座敷・本桜.jpg

 

夜桜の週のみ、下記の夜桜コース¥5.000料理 (税込・お飲物別) とさせて頂きます。

   

       ■初の膳は「夜桜」をテーマとして

         桜鯛密柑刺、桜鯛道明寺桜蒸し、菜の花辛子味噌漬
         初鰹花見団子、筍の子木の芽田楽焼き、桜麩と桜蕎麦汁
         お口すすぎは 桜茶 でございます。

       ■煮物椀 「春爛漫 生湯葉海老真薯」

       ■二の膳 「夜桜野掛膳の七種」

       ■ご飯物 「桜蒸し寿司」、 そして デザート 「蕨餅」  計16品

 

  

又、22時以降に ご来亭のお客様には「初の膳¥1.800」のみも可能でございます。

お気軽にお申し付け下さいませ。   < 営業時間  pm 6:00 ~ am 1:00 >

 

2012-03-22 15:04 | トラックバック(0) | コメント(0)

春意ようやく動き始める今日この頃は卒業から進学へ、
学生から社会人へ、あるいは新しい職場への異動転勤等が多くなり
いわば新しい人生へと旅立つ門出の時節でございます。

 

古人は門出の祝いにと、菜と鶏を炊き合わせて見事に「名取れ」と
励ましました。「菜鶏」に「名取」をかけたその感覚は私たち現代人にも
なお新鮮に感じるものでございます。

 

古来日本人は何よりも名を重んじ名を汚すことを恐れ、その名に恥じない
働きをする日本人気質を大事にしたものです。さて今の時代に生きる私達は
如何なものでございましょうか!?  

 

今週の初の膳 / 酒の肴膳は、「送迎」をテーマとして  
 

 「名取炊き合せ」 門出の祝いに菜と鶏を炊き合わせて見事に名取れと・・・
 「鯖の黄金出世焼き」 最近では三流とは云えない鯖が黄金出世致しました。
 「茶蕎麦田楽」 新しき旅立ちの後にも細く永くのお付き合いをと・・・          
 「明日葉と生湯葉の辛子胡麻酢」 明日の旅立ちと云う言葉から・・・  
 「富貴の山家煮」 蕗 すなわち 富(ふ)貴(き)と書いて金銀に恵まれ何不自由なく
 「鯛の二色潮汁」 めでたく故郷に錦(二色)を飾ると申します・・・         
  お口すすぎは「蓬」でございます。

 

因みに百花の王「牡丹」を「名取草」とも云ったそうで百花咲き乱れる春を迎えます。 

そして来週は、いよいよ毎年恒例の 「夜桜」 を お楽しみ下さいませ。

2012-03-19 13:16 | トラックバック(0) | コメント(0)

      

         今日は昨年の大震災より 早や一年を迎えました。

   東日本大震災物故者様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 亭主合掌

 

彼岸桜.bmp          桜の時節に先駆け、可憐な花びらで咲く 「彼岸桜 」

 

今週十七日の彼岸の入りを前にして、暖かくなり始めたかと思いきや またもや
冴え帰る寒さの日々ですが、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と申し、土筆や蓬も
芽吹き始め、冬の寒さも彼岸を境に春めいて、やがて雁が北の空へ消えて秋分の
頃には雁が帰って来ます。今週は、待ちどうしかった野や山の恵みに感謝しつつ、
山郷のお彼岸の膳でございます。

 

 今週の酒の肴膳は、「お彼岸」をテーマとして

  蓬鶏つくね、お彼岸上戸餅
  鯛の筍利休蒸し、土筆の山家煮、
  田芹じゃこ膾、早蕨汁
  お口すすぎは 若布湯 でございます。

 

ご承知の通り お彼岸は年に二回。春分&秋分の日を中心に前後七日間を申します。
この日には祖先の法要や墓参りをして、その霊がやすらかに 彼の岸(煩悩の流れを

越えた悟りの境地)に到達することを祈るのでございます。

 

2012-03-11 14:57 | トラックバック(0) | コメント(0)

若いスッタッフ歓迎

2012年3月07日

         縁あっての 「君との出逢い」 に感謝

 

爐談亭・亭主を務めさせて頂いております私は少々変り種で、学生時代はグラフィックデザインを勉強してましたが、20代前半と若かりし頃に、この飲食業界に入らさせていただきました。

 

あくまでもオリジナリティーを重要視致します広島は元より全国でも類を見ない「癒しの飲食空間」この爐談亭は、構想から準備期間おおよそ10年を費やし1982年創業以来、多々皆様のご協力を経て 本年11月にて早や満30年を迎えようとしております。

 

さて最今の若者は、その生き様たるや云々とも言われる方もおられますが、私はそうは思いません。この歳になれば、自分の若い時代とは違って今を生きる青年の多様さに刺激され、その新鮮さに魅力すら感じ、その若さのエネルギーが眩しく映ります。

 

心情的には歳を重ねてきた経験と実績を生かし、これから逞しく生きてゆく青年に伝え、心の支えとしてもバックアップし、私にとりましては若さのエネルギーを得たいと望むものでもあり、今の時代に生きる若い人達との共同創作意欲を深められるエネルギーは、まだまだ衰えていないと思います。

 

しかしながら、私の飲食人生40余年にも渡り「ご家庭にはない付加価値のご提案」をし続けてきた私の総てを伝授し、残された時間を 「日本の移ろう四季の味、伝統&郷土の味」、そしてその「おもてなしの心」を 伝えるのが自分の役目と考えます。

 

「古きを知り、新しきを創造する」を モットーとして、あくまでも 「料理&おもてなし」の基本を大切にしつつ、その時代のニーズに応えるべく創作し続けてきた料理の数々を惜しみなく君に伝え、次は若い人達が「次世代の爐談亭」を創って頂きたい、また君にとっての「独立」への糧として貰えれば嬉しく思います。

 

当亭に興味を持ち参加してみたい方、まずは片肘張らず 「爐談亭の飲食」 を五感で体感しんでみませんか、もちろん亭主がご馳走致します。 ともあれ男女問わず君の気軽な電話、又はメールでのメッセージでも構いませんので、至ってフランク&フレンドリーな亭主が君の来亭を待ち望んでおります。 (詳細は面談の上にて)  

 

広島市中区胡町 「爐談亭」  tel (082)247-1378  (亭主・三浦 まで)

mail / info@rodan-tei.com  (爐談亭)  miura.mituru@ruby.plala.or.jp  (三浦 )  

 

2012-03-07 13:32 | トラックバック(0) | コメント(0)

昨年の大震災より早や1年を迎えようとしております。

今週は東日本大震災物故者様 一周忌追悼により
早春のお精進料理「御斎(おとき)」の膳を ご用意させていただきました。

 

御斎(おとき)の称呼は、寺々に集まった在家信者に供される食事(精進料理)の
ことを申します。精進料理の古い様式が今に伝わってるのは、三月十二日の
東大寺で行われる お水取り(修二会)で有名な二月堂で「こもりの僧」が、
精進潔斎(肉食を断ち行いを慎んで身を清める)するときの食事ではないでしょうか。

 

春とは云え早春のさえ返る寒さの僧房で、紙衣の求道僧が素朴な食器で
食事礼法に法り 行儀正しく食事を摂る様は、平成の時代とは思えない
厳しさと鋭さを感じさせられます。

 

 今週の膳は、「おとき」をテーマとして早春の山里精進料理です。
  若布豆腐ほのお人参、土筆と山うど胡麻酢、茶そば磯巻き
  牛蒡束紫焼き、蕗の薹&湯葉昆布揚げ、三月大根梅花汁
  お口すすぎは 干し柿 でございます。

 

当亭は決して精進料理の店でもなく年間52週替わりの味暦歳事記の内2週が
精進料理なのですが、もう1週は盆が過ぎた頃の初秋の「送火」がございます。
さて21日は春のお彼岸です。私達も年に一・二度は心を澄まし、清らか気分で
精進料理を酒の肴に賞味しながら祖先を憶い、自分を振返る一刻が欲しいもの
でございますね。

 

2012-03-04 14:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
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