木守り 11月28日(月)~12月3日(土)

2011年11月28日

今年も又、隣の家の柿の木に、一粒の柿の実が残されました・・・
残された一粒の柿の実が、向こう一年間 柿の木を守り、来年も たわわに柿の実が
実りますようにと願う習わしを「木守り」と申します。 冷え始めました寒空に柿の実
一粒を見上げておりますと その風情は何となく静かで、どこか寒々と侘しさをも感じ
られますが、ものは考えようで向こう一年間 柿の木を守る訳ですから力強さも感じ
られますね!と云う意味合いも含んでおるようです。 地方によっては柿の実二粒を
残すそうで、一粒は木守りの為。 もう一粒はカラスにくれてやるのだそうです。 


 今週の初の膳/酒の肴膳は、「木守り」をテーマとして
   鰆初雪焼き、木守り柿なます
   山芋とんぶり、山家牛芋っ子煮、いぶりがっこ
   蕎麦米山里汁、お口すすぎは、柿茶でございます。

 

11月8日は立冬を迎え暦の上では冬となりますが、晴れても日差しは何となく
弱々しく、思い出したようにハラハラと時雨が通り過ぎて行く頃は、ともすれば
人の心も荒みがちになります。こんな時には一つの火を囲み、身も心も暖め合う
鍋と炉端の酒席は、くつろぎの中に心通わせる冬の知恵のひとつでございましょう。 

 

さて これからの爐談亭は、次第に酒席の主題は「火」へと移り、炉端の炭火と
温かい燗酒、出回り始めた初冬の味覚に、一服の温かさを差し上げたく思います。

 

2011-11-28 12:58 | トラックバック(0) | コメント(0)


トラックバック(0)

トラックバックURL:



コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

Copyright (C) 2008 rodantei. All Rights Reserved.