野分 8月29日(月)~9月3日(土)

2011年8月27日

野分(のわけ、のわき)とは、古くは台風と云う用語はなかったようで、風が野を
吹き分ける秋の強風の意で、台風を含めて秋の強風を総て「野分」と云ってたよう
です。昔から二百十日を中心に台風がやって来ると申しますが、また来て欲しくな
いもので、立春から数えて二百十日頃、今年は9月1日にあたります。
でも台風がやって来たから、これを食べましょうよ!と云う約束事は無論ありません

で、秋の気配が漂い始める野分の頃の 山郷料理をお楽しみ頂ければと思います。

 

 今週の初の膳 酒の肴膳は、「野分」をテーマとして
  秋味の野分焼き、大徳寺麩と独活のべっこう炊き、ごんぼう煎餅
  秋茄子と穴子のずんだ和え、湿地胡麻豆腐の猪山家葛あん
  名残り鱧と茗荷の味噌汁、 お口すすぎは 梨 でございます。

 

さて、台風ともなると「猪もともに吹かるる野分かな」(芭蕉)などと呑気に構えておら

れません。一雨ごとに朝夕の冷気が深まり、台風一過の澄み切った秋空を見上げて

おりますと「いよいよ酒と肴の旨さも深まる」などと思うのも私たち酒従の楽しみでも

ございますが、まだまだ残暑は暫らく続きそうですね。

2011-08-27 14:55 | トラックバック(0) | コメント(0)


トラックバック(0)

トラックバックURL:



コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

Copyright (C) 2008 rodantei. All Rights Reserved.