夏越(なごし)

2010年6月28日

古くは六月と十二月のみそかに、罪、汚れを祓い清めた神事を「大はらい」といい、
十二月の年越と、六月のはらいを 夏越(なごし)の祓(はらえ)と申します。
夏越は、神意をやわらげる意味の和し(なごし)であるといわれ、この夏を無事健康に
越せるようにと六月三十日に行われるもので、古くは農家にとって田植え終了後の
いましめ又つつしむべき忌みの日でもあったようでございます。
この夏越では、茅の輪(ちのわ)という茅(かや)で作った輪形を拝殿や鳥居の所など
に設け、神官がくぐった後に続いて参拝者もくぐって災厄をはらう「茅の輪くぐり」や
また人形(ひとがた)の紙切れに身の災いを移し、川に流したりも致します。

 今週の初の膳 / 酒の肴膳は、「夏越」をテーマとして
      人形木の芽鴨味噌やっこ、茶魚そうめん、鱧ちくわ胡麻酢
      水前寺海苔にしきぎ山葵風味、笹身の梅みょうが焼き
      うなぎ肝汁、 お口すすぎは 桃茶 でございます。

私達も月日の流れにながされて、今年も早や半年が過ぎ去さろうとしております。
この夏、皆様のご健勝を祈念申し上げます。

2010-06-28 14:48 | トラックバック(0) | コメント(0)

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                        広島地酒  「魂志会/五蔵の夏酒」

 
     広島は全国でも有数の酒処。 温暖な瀬戸内の気候風土に育まれ、
     コク、旨みを併せ持ちながら潔いキレの良さは、お料理との相性をより
     引き立てるものでもあり、梅雨のこの時節は食欲の失せ始める頃とも
     なれば、この夏酒は「食欲増進&良き暑気払い」ともなりましょう。

          天寳一    ( 福山神辺 )        「辛口 吟醸生」
          賀茂金秀  ( 東広島黒瀬 )     「辛口 夏純 」
          宝剣     ( 呉市仁方 )        「涼香 吟醸 」
          雨後の月   ( 呉市仁方 )        「涼風 吟醸 」
          富久長       ( 東広島安芸津 )  「辛口吟醸+X」
 
           今年も魂志会/五蔵の夏酒が出揃いますれば、夏の「吟醸酒五種」
     利き酒盛合わせ夫々の爽やかな味わいを飲み比べお楽しみ下さい。 
 
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2010-06-22 00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)

螢狩

2010年6月21日

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 花名 螢袋(ほたるぶくろ) 捕まえた螢をこの花の中に入れ花弁の先端を結び、

 幻想的な螢光を楽しむと云う。古人は何んと風流な遊び心をお持ちのようです。

私の子供時代には、初夏の夜には幻想的な螢狩で癒しの体験をしたものでござい

ます。一時は農薬の為、螢の餌となる川蜷(かわにな)が姿を消し、螢も次第に見ら

れなくり、わずかに残された自然環境の中で健気に生きておりましたが、最近では

農薬規制、また保護活動などにより生息環境も整い始め、蛍狩りの声を耳にするよ

うになりました。

 今週の初の膳 / 酒の肴膳は、「螢狩り」をテーマとして
  ほたるいか黄身酢、若鮎揚せんべい
  家猪梅煮、淡雪豆腐、紫じゃこめし
  粟麩と瓜の味噌汁、 お口すすぎは、しそ茶でございます。

螢は、源氏蛍と平家蛍に代表されます。無数の蛍が入り乱れて飛ぶ情景を蛍合戦

といい、宇治の蛍合戦は源の頼政の怨霊の現われとの伝説もございます。水辺の

闇に神秘的な光を明滅して乱れ飛ぶ 夏の優しの虫「蛍」のさまは、まさに初夏の

風物詩と申せましょう。

2010-06-21 15:21 | トラックバック(0) | コメント(0)

入梅

2010年6月14日

暦の上では十一日が入梅。広島は例年より七日遅く十三日に梅雨期に

入りました。 梅の実が熟する頃の雨なので梅雨と申すそうですが、

古くは陰暦五月にあたるので五月雨 「さみだれ」 とも云い

この時季に雨が降らない事を、空梅雨「からつゆ」とも申します。
いずれにせよ じめじめとした肌寒さを覚える日もあって、

誠にしのぎにくい月ではあります。しかし見様、考え様では風雅なもので

「五月雨や 色紙へぎたる 壁の跡」などと侘びに興じた芭蕉をしのび 

 いっそ「雨を楽しむ」と開き直り、五月雨の音を酒の肴にと洒落込むのも

結構なものかとも存じます。

 

  今週の初の膳 酒の肴膳は、「入梅」をテーマとして
   海老の紫陽花揚げ、蜆と瓜雷干しの辛子酢味噌
   青煮梅、新牛蒡香り炒り煮、空豆夏鴨真薯、
   鰯つみれ汁、お口すすぎは、香煎茶です。

 

巡るめく花の移ろいに誘われて、今週は梅雨の花「紫陽花」を亭内あちこちに配し、

酒の肴にお楽しみ頂ければと思います。


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2010-06-14 15:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
今年も6月10日から解禁となった「小いわし漁」 瀬戸内の夏の味覚として
鮮度が命の「小いわしの刺身」は、古来より七回洗えば鯛の味と称され、
冬の味覚「廣島牡蠣」と共に、広島の郷土料理として親しまれてきました。
 
小いわし料理と云えば「刺身、天ぷら、生姜煮」などが一般的ではありますが、
以外と知られてないのが「小いわしの糠焼き」当亭の隠れた名物料理のひとつでも
あり、開店当時からこの時期には常連様が楽しみにしとりんさる酒の肴です。
夏の盛り8月中旬頃まで続きますが、地物で鮮度の良いものが入荷したその日の
限定数料理でもありますので、前日までの予約または入荷のお問い合わせ下さい。
 
通常いわしの糠焼きと云えば糠&糀を用いて塩蔵させたものを連想いたしますが、
小いわしに糠を塗して炭火でこんがりと香ばしく焼いたものを生姜醤油で食します。
ただ単純な焼き物ですが、いわし特有の生臭さもなく、以外や以外と酒の肴には
堪らなく病み付きとなるのも疑いなし! 是非ともお試しあれ!
 
 
2010-06-12 19:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
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広島の落語振興にご賛同下さいました三遊亭遊吉さんをゲストに迎え、兼ねてより念願の

第一回 「爐談亭 落語寄席」は、ご好評の内に終わらせて戴き誠にありがとうございました。
その折に、前座を務めさせて頂きました荻野純規さんが、三遊亭遊吉師匠より高座名を
頂き、この度「お披露目独演会」の運びとなりました。爐談亭亭主も前座として華を添え、
盛り上げて参りたいと思いますれば皆様お誘い合わせの上、ご来亭下さいますようお待ち
し上げております。
 
出演 / 浪漫亭牡蠣助 こと 荻野純規     ( Osbar  経営 )
     前座  爐談亭満吉 こと 三浦満   ( 爐談亭 亭主 )

日時 /  7月18日(日) 予定スケジュール  
     開場  PM 5:00 ご来亭順にお席決定 
     前座      5:30 前口上    ( 爐談亭 満吉) 
     一席目    5:40 上方落語 (浪漫亭牡蠣助)
     休憩      6:00   お食事(寄席弁当)
     二席目    6:40 江戸落語 (浪漫亭牡蠣助)  
     終演      7:00  お開き
 
会場 / 爐談亭    定員 / 30名様 ( ご予約のみの受付でございます)
会費 / 木戸銭&寄席弁当(生ビールor冷酒orソフトD・ワンドリンク付) ¥2.800 (税込)
予約 /  お問い合わせは、オッズバー荻野 082-542-5247 ・ 爐談亭 082-247-1378

 

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◆ 尚、音楽会&絵画など美術作品の個展&茶会などの各種文化活動にも

  爐談亭の空間を 当亭定休日(日曜祭日のみ)に ご利用頂いております。 

  詳しくは、爐談亭・亭主まで お問い合わせ下さいませ。

 

2010-06-09 20:26 | トラックバック(0) | コメント(1)

夏祭り

2010年6月07日

夏祭りは、五月の東京「三社祭」、京都は「葵祭」に始まり、広島では円隆寺の
稲荷大明神の祭礼通称「稲荷(とうか)さん」で本格的な夏を迎えます。

 今週の初の膳 酒の肴膳は、「夏祭り」をテーマとして
  柿の葉祭り寿司、お稲荷なます、落花生豆腐、
      うなぎの蓼味噌焼き、翡翠とまと
  はも魚そうめん汁、 お口すすぎは、すだち茶でございます。

この円隆寺は修法師(しゅうほっし)によって護られ、旧暦五月五日(新暦6月初め)
を明神の祭日とし、祈祷会を行い災厄を祓うときなので、この日をとって厄払いの
祭りを行うことになりましたようです。稲荷(いなり)と書いて(とうか)と読みなぞらえ、

そもそもは10日に行われた祭りが、数年前より第一金土日に移り、現在に至って

おります。この時節にすれば真夏への切り替え時なので大正初年から この日を

真夏への「衣替え」とし、浴衣の着初めの習いとなったもので夏を健康に過ごせます

ようにと祈ります。この夏、皆様の御健勝をお祈り申し上げます。

2010-06-07 15:57 | トラックバック(0) | コメント(0)

ふと テレビ「徹子の部屋」から流れる初めて耳にする馬頭琴の音色に出逢いました。

放牧が生んだ神秘の楽器「馬頭琴」奏者セーンジャーさんが奏でるその純朴な響きは

正にモンゴル大草原を彷彿とさせ、とても素晴らしく感涙致しました。この感動を皆様

に味わって戴きたく、爐談亭にて広島初のライブを実現させて頂く運びとなりました。

モンゴル大草原に育ち  ロマン溢れる若きアーティストの音色は、日本人の私ども

とりましても何処か懐かしい旋律と共に、必ずしや皆様方にも感動して頂けるものと

確信致し、ご案内申し上げます。   爐談亭 亭主敬白                  

                                                                                                                                           

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出演  賽音吉雅  (セーンジャー)

     プロフィール  http://senjiya.net/deta.html

日時  6月5日(土)昼席 2時・夜席 7:30時  6日(日)昼席2時のみ
会場  爐談亭 ・定員(各席30名様までのご予約のみとさせて頂きます)
会費  昼席 観賞料&松花堂弁当        ¥3.800 (お飲物・税別)

     夜席 観賞料&初の膳&松花堂弁当  ¥5.000 (お飲物・税別)

     

     松花堂弁当には水無月料理に モンゴル伝統料理 チャンサン・マハ

     (モンゴル風 羊の塩煮)を、加えたお献立を予定しております。

     尚 、モンゴル伝統酒 「牛乳酒&馬乳酒 」 も ご用意致します。
       
昼席 5日(土) ・ 6日(日)           
開場          1:30 ご来亭順にお席決定    
開演(1部)   2:00 プロローグ演奏1曲&自己紹介&馬頭琴の説明&1曲演奏
休憩          2:30 お食事 休憩    
演奏(2部) 3:10 30分(演奏&トーク)        
終演      3:40 終演後CDの発売も致します。

 

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夜席 5日(土)
開場     6:00 ご来亭順にお席決定&お食事時間
開演(1部) 7:30 プロローグ演奏1曲&自己紹介&馬頭琴の説明&1曲演奏
休憩         8:00 10分間休憩 
演奏(2部)  8:10 30分(演奏&トーク) 
終演       8:40 終演後CDの発売  および 通常営業致します。

 

ご予約&お問合わせは、爐談亭 (082) 247-1378 まで

2010-06-02 00:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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