鵜飼開き

2010年5月10日

およそ1300年ほど前、万葉の頃から行われていた漁師が鵜を遣い魚を捕える漁法

「鵜飼」は、岐阜県・長良川が最も有名で、鮎解禁より全国を先駆け五月十一日に

鵜飼開きが行われます。鮎は月明かりを嫌うと云われ満月の前後数日は行われない

そうで、闇夜の川を鵜篝(うかがり)の火の粉を暗い川面に撒き散らしながら、

目の前を矢のように通り過ぎて行く鵜舟を眺めておりますと、清らかにも静かな川の

趣きを感じさせる「初夏の風物詩」と申せましょう。
    
 今週の初の膳 酒の肴膳は、「鵜飼開き」をテーマとして
  鮎の風干し焼き、川海老の川風揚げ、鴨の冶部煮、
  茗荷と瓜の葛きりなます、かぼちゃ篝火ほのお寄せ、
  芽順才とろろ汁、お口すすぎは、木の芽茶でございます。

因みに広島では六月一日より鮎解禁となり、当亭では入り口の大瓶に

日々限定数で活かした地物「天然若鮎」を楽しんでもろうちょります。

鮎は、4月中旬頃から川底の石に付いている硅藻類や藍藻類のコケを盛んに食べ

始め、6月頃には20?ぐらいまでに成長した若鮎は、焼く前は爽やかな西瓜の

香りが漂い、塩焼きは骨抜きなどしないで頭から丸かじりすれば、独特の苦みと

苔の香り 若草のような香りが口にひろがります。6月を楽しみにしてつかあさいね。

2010-05-10 15:24 | トラックバック(0) | コメント(0)


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