夷講(えびすこう)

2009年11月16日

えびす〈夷〉は、七福人の一神として大黒と共に財福をさずける福の神として
最も知られておりますが、古くこの語は〈えみし〉とともに異民族を意味する通称で
あったようです。日本には海の彼方に神霊、常世の国があるとする古い信仰があり、
もとは漁民信仰から出た渡来異国神と云う観念に支えられた神が転じて海運守護

更には商売繁栄の神として中世より広く信仰されるに致りました。えびす講は、もとは

同業者、同地区商人が商売繁盛を祈り、神人共食の宴を持つ集まりだったらしく、

商人の一年の不当の利を神に謝する安値の大売出し(今で云うバーゲンセール)の

行事を誓文払い〈せいもんばらい〉と申したそうで、これが夷講として現在に至っております。
 
 今週の初の膳/酒の肴膳は、「夷講」をテーマとして
  かき恵美須大黒焼き、小判鴨ひりょうず
  鯛かぶら、えべっさん膾、熨斗がつお
  大福味噌汁、 お口すすぎは、蕪葉 でございます。

数ある広島での代表的な祭りとして、年の最後を飾る「夷講」は、18日から20日
まで催され、来年こそは景気回復なりますようにとお参りするのでございます。

2009-11-16 14:31 | トラックバック(0) | コメント(0)


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