新涼

2009年8月24日

立秋そしてお盆も過ぎた初秋に 天地すべてが、涼気が帯びて来るのを申しますが、
日中は まだまだ残暑殊の外きびしく 若干ではありますが、朝夕何んとのう涼しく、
しのぎやすくなった今日この頃「涼し」とするのは 暑さあってこその季語「新涼」では

ないでしょうか。   「 秋涼し 手毎にむけや 瓜茄子 」  芭蕉

 今週の初の膳 酒の肴膳は、「新涼」をテーマとして
  鮎の名残り焼き、茄子の猪飛騨味噌煮 ちりめん覚弥、
  百合根鴨まんじゅう、茗荷梅かつを青紫蘇巻き
  蕎麦米汁、 お口すすぎは 山家実山椒 でございます。

「紀州梅がつを青紫蘇巻き」

  紀州の南高梅を当亭独自の梅がつをに仕上げ、これまた数日間寝かせば、

  生唾ものの旨さ百倍...その梅がつを&茗荷千切りと共に青紫蘇で巻きました。
 
「ちりめん覚弥」
 覚弥とは一説にはこの料理を考えられた坊さまの名前とか!? 定かではありません

  が、要は夏漬物の古漬を膾(なます)にし、音戸ちりめんや生姜みじん切りと共に

  和えました。古漬特有の味わい深い酢つぱさが、堪らなく食欲をそそります。

 

今年の八月も日毎連続の暑い毎日でいささか私たちの体が、すがすがしい秋を待ち
わびております。今週は過ぎ行く夏の素材にて夏の名残りの「食欲増進 山里料理」
と致しました。 

 
 

2009-08-24 14:48 | トラックバック(0) | コメント(0)


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