蛍狩り

2009年6月22日

私の子供時代には、初夏の夜には幻想的な螢狩で癒しの体験をしたものでございます。一時は農薬の為、螢の餌となる川蜷(かわにな)が姿を消し、螢も次第に見られなくなり、わずかに残された自然環境の中で健気に生きておりましたが、最近では農薬規制、また保護活動などにより生息環境も整い始め、蛍狩りの声を耳にするようになりました。

 今週の初の膳 / 酒の肴膳は、「螢狩り」をテーマとして
  ほたるいか黄身酢、若鮎揚せんべい
  家猪梅煮、淡雪豆腐、紫じゃこめし
  粟麩と瓜の味噌汁、 お口すすぎは、しそ茶でございます。

螢は、源氏蛍と平家蛍に代表されます。無数の蛍が入り乱れて飛ぶ情景を蛍合戦といい、宇治の蛍合戦は源の頼政の怨霊の現われとの伝説もございます。水辺の闇に

神秘的な光を明滅して乱れ飛ぶ 夏の優しの虫「蛍」のさまは、まさに初夏の風物詩と申せましょう。

 

hotaru01.jpg

花名  螢袋(ほたるぶくろ)   捕まえた螢をこの花の中に入れ花弁の先端を結び、

幻想的な螢光を楽しむと云う。古人は何んと風流な遊び心をお持ちのようでしたね。

 

2009-06-22 14:04 | トラックバック(0) | コメント(5)


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