夏に「生牡蠣」なんて広島では考えられないことですが、養殖の広島牡蠣とは種類が
異なり夏に食するので「夏牡蠣」とも呼ばれる「天然の岩がき」なのです。日本海側
の山陰は隠岐辺りから秋田にかけて分布しておりますが、当亭ではこの夏8月上旬ま
で主に「新潟は山北産」&「秋田は象潟産」を取り寄せお楽しみ頂きます。この岩が
きは水深約10メートル辺りの岩肌に生息し、猶に4?6年物で、聞くところによれ
ば一人の潜り手が一日100個以上捕獲してはいけないそうで、その訳は絶えてしまい
ますからね。お味としては腸(わた)の辺りは、まったりとした「まるで海のレア
ーチーズ」 貝柱辺りは、シコ!シコ!とした「磯の風味が満載」の、これぞ知る人
ぞ知る珍味中の珍味と申せましょう。因に今日は「能登は輪島産」が入荷しました。
どうぞお試しあれ。但し風邪気味&体調不良の方は、お召し上がり頂けませんので御
容赦下さい。

2008-05-30 05:33 | トラックバック(0) | コメント(1)

 

img_01.gif四季の微妙な移り行きに鋭敏な感覚を学びながら、季節に折目をつけて、お客様を迎え、従事者ともどもに未熟ながらも心をつくし、一期一会のおもてなしに努めて光陰如矢。気がついてみれば、昨年十一月にて早や満二十六年の月日が流れ去りました。

お客様の心を我が心に、甘酸鹹苦辛の五味を越えた真味、即ち「また食べたい」と感じていただける後味を目指して努めること、それが"爐談亭のおもてなしの味"と考え、天地の恵みに感謝しつつ味わう"四季の恵みの素材の味"何よりもまして"お客様のもう一味"が、加わってからこその「三味一体」の爐談亭でございます。

因に「ようこそ  ようこそ」の語源は、因幡(鳥取)妙好人の源佐語録によるもので、当亭の意図する「お客様をお迎えする心」でございます。

さて所詮、私どもの勉強は付け焼刃に過ぎず、いたずらに先達の教えを受け売りしたのみの観もあり一知半解のそしりは免れません。おもてなしに一生懸命なあまり、つい亭主の方がお客様より多く飲んでしまったという「亭主八杯」と相成りやも知れませんが、みずからの不勉強を全部さらけ出す今となっては、もはや隠れる穴もなく、ただその意図に免じてご容赦賜わらんことを切にお願い申し上げ「亭主の旬味雑談」に今後共どうかお付き合い下さいますよう重ねてお願い申し上げます。

亭主合掌

2008-05-28 15:07 | トラックバック(0) | コメント(3)
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